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採用ブランディングの勉強におすすめの本5冊【採用ブランディングのプロが厳選】

採用ブランディングについて知りたいときに参考になるのが本です。

近年、新卒・中途採用に関わらず採用活動においては「採用ブランディング」が重要です。単に求人サイトに募集を出すだけでは人材を獲得することが難しい世の中において、企業の魅力を応募者に端的に伝える「採用ブランディング」は大きな武器になります。

しかし、採用ブランディングをどのように勉強すればいいかわからない方も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、採用ブランディングの勉強におすすめの本をご紹介します。

規模・業界問わず企業の採用サイト制作や採用ブランディングの支援をしている当社・スカイベイビーズが監修した内容になっていますので、ぜひ参考になさってください。

採用ブランディングとは?

採用ブランディングとは、企業が採用活動において、求職者に「応募したい」「この会社で働きたい」と思ってもらえるよう自社のブランディングをすることをいいます。

企業理念やビジョンをキャッチフレーズなどを使ってわかりやすく発信したり、社員インタビューなどを通して社風を伝えたりなどするのが主な手法です。

採用ブランディングを行うことで、自社に合った人材をより効率的に獲得することができたり、入社後のミスマッチを防いだり離職率を下げたりなどのメリットが期待できます。

私たちスカイベイビーズが考える「採用ブランディング」とは?

なお、私たちスカイベイビーズの考える採用ブランディングは一般的な採用ブランディングとはやや異なります。

私たちの定義する採用ブランディングとは、企業にとっての『自然体』の魅力を言語化・イメージ化し、等身大のブランディングを実現することです。

前述の求職者に「応募したい」「この会社で働きたい」と思ってもらえるように企業価値を明確化することに加え、自社の魅力・ウェルビーイングを抽出するための2つのサーベイを取り入れ、単なる外向けの形骸化したブランディングではなく、自社社員のエンゲージメントの上に成立するブランディングを目指しています。

そうすることで、従来の対外的なブランディングに加えて、対社内的にも自社の魅力を明確に伝えることができると考えています。

採用ブランディングが学べる本5冊

採用ブランディングを1から学ぶのにおすすめの本は次の5冊です。

採用ブランディングのためのデザイン&コンテンツ

出版社ビー・エヌ・エヌ新社
発売日2020/2/25
著者佐藤タカトシ
ページ数176ページ
レビュー(最大5)4.3(2024/07/24現在)

最初に「採用ブランディングとは何か?」や採用ブランディングの進め方などを解説し、その後に採用サイトやパンフレット、ポスターなどの実例を紹介するといった流れで、採用ブランディングの基礎がわかる本です。

特に事例が充実していて、各制作物のデザインや制作のポイントを解説するだけでなく、なぜその媒体でそのデザインにしたのか?など、背景や経緯まで説明されているので、業界は違えど自社の採用ブランディングに取り入れやすい知識が学べることでしょう。

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知名度が低くても〝光る人材〟が集まる 採用ブランディング 完全版

出版社WAVE出版
発売日2020/7/4
著者深澤了
ページ数224ページ
レビュー(最大5)3.8(2024/07/24時点)

採用コンサルタントとして有名な深澤了氏が、1000社以上の採用支援実績に基づいたノウハウをまとめた1冊です。

文体が適度なカジュアルさなので読みやすいのはもちろんですが、本書の最大の特徴は「中小企業向け」になっていることです。

採用ブランディングはどうしても大企業の事例が多くなってしまいがちですが、それを実際に自社に落とし込むとどうなるか…まではなかなか想像もつきませんし、ましてや実践もしづらいもの。ですが、本書の内容は中小企業が実践できることを前提にかかれているので、「明日からやってみよう」とすぐにでも取り入れやすい施策も満載なのが特長です。

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「無名×中小企業」でもほしい人材を獲得できる 採用ブランディング

出版社幻冬舎
発売日2018/1/16
著者深澤了
ページ数251ページ
レビュー(最大5)3.6(2024/07/24時点)

こちらも、前述の本の著者・深澤了氏が執筆した本です。中小企業が抱える採用難を解決するための実践的なノウハウが詰まった一冊になっています。

大企業ではなく中小企業が実践しやすいノウハウになっていて、採用にあたってのコンセプトの建て方など、採用ブランディングにおいて最も重要なところが具体的にかかれているので実践にうつしやすいと思います。

もちろん、中小企業向けとは書かれていますが大企業でも十分応用できる本質的な内容になっていますので、出版自体はやや古い本ではありますが、おすすめの一冊です。 

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実践・採用ブランディング

出版社クロスメディア・パブリッシング
発売日2018/11/30
著者佐藤タカトシ
ページ数166ページ
レビュー(最大5)4.2(2024/07/24時点)

こちらも実際に採用ブランディングに成功している企業への取材を行うことで企業の規模・知名度・業界などに左右されない本質的な採用ブランディングの手法について書かれています。

応募者の心を掴むメッセージの作り方など採用にあたっての内容だけでなく、採用したあとの定着率の向上のためにはどうしたらいいのか?についても触れられています。

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社員20人なのに新卒採用に1万人が殺到 日本一学生が集まる中小企業の秘密

出版社徳間書店
発売日2018/6/26
著者近藤悦康 
ページ数264ページ
レビュー(最大5)4.0(2024/07/26時点)

自社で実践した採用ブランディング、採用活動をもとにしたノウハウがまとめられた1冊です。中途採用ではなく「新卒採用」のノウハウになっており、中途採用がうまくいかなくなってきた企業の採用担当者にこそおすすめの本です。

細々とした具体的な施策というよりは、会社のビジョンや姿勢・社員の意識改革などインナーマーケティングについても語られており、自社内に目を向けて考えたいと考えている方、特に経営者の方にはおすすめの内容になっています。

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採用ブランディングを本で学習するときの2つの注意点

ここでご紹介した本を使って採用ブランディングを学ぶ際の注意点を2つご紹介します。

2冊以上を読み比べてみる

もし上記でご紹介した本のうち 気になるものがいくつかある場合は読み比べてみることをおすすめします。

本ごと(著者ごと)で語られている内容や重要としているポイントや実際に採用ブランディングを進める方法が違う場合もありますし、その本が自分に合う・合わないで理解しやすさも異なります。

2冊以上を読み比べることで、自分に合った書籍を選ぶことができますし、より採用ブランディングに対する理解度が深まるでしょう。

本を読むだけで終わらず実践してみる

さらに重要なのは本を読むだけで終わらないことです。

本に限らずセミナーなども同じですが、知識はインプットしただけではわかったつもりになっているだけで実際には意味をわかっていないことがほとんどです。

もちろん読まないよりは良いのですが、より深い理解を得て「採用ブランディング」の効果を実感するためには、ぜひ読むだけで終わらず実践してみてください。

実際に手を動かすことで、本で学んだ知識が記憶に残りやすくなり定着しやすくなるだけでなく、予想外のことが起きたりもします。

それらの過程を経ることで自社に合った採用ブランディングを行うことができるでしょう。

本を読んでも「採用ブランディング」についてわからないところはプロに相談を

以上、採用ブランディングについて学べる本をご紹介してきましたが、実際に本を読んで実践するとより深い疑問や不安が出てくるものです。そんな時は採用ブランディングのプロに相談してみるのもおすすめです。 

プロに相談するメリットは、過去事例に基づいたノウハウから自社に合った採用ブランディングを最短で進められることです。

このサイトを運営する当社・スカイベイビーズでは規模・業界問わず企業の採用ブランディングのお手伝いをしています。

※採用サイト制作などの事例はこちらをご覧ください。

当社の経営理念は「自然体で、生きる。」です。現状の採用の課題への対処はもちろん「採用力強化のために何をすればいいのかわからない」という場合にも、家族やチームメイトのような距離感で貴社の自然体を引き出し、最適な採用ブランディングをお手伝いします。

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