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介護・福祉施設と老人ホームのホームページデザイン9選/作成方法/費用

介護施設や老人ホームが顧客に選ばれるためにはホームページを活用することがおすすめです。

この記事では、数多くの企業・団体のWebサイト制作・運用を手掛ける当社・スカイベイビーズが主に下記4点について解説します。

  • 介護・福祉施設と老人ホームのホームページデザイン例
  • 介護・福祉施設と老人ホームがホームページを持つ必要性・メリット
  • 介護・福祉施設と老人ホームのホームページに必要なコンテンツ
  • 介護・福祉施設と老人ホームのホームページの制作方法

この記事を読むことで、介護・福祉施設や老人ホームのホームページ事例から制作方法までわかります。

この記事の監修者
Atsuki Furusawa

クリエイティブディレクター/コピーライター
大学卒業後いくつかの会社を経て大手広告代理店に入社。プランナー、コピーライターとしてコンセプトワークから企業・商品のブランディング、動画、グラフィック広告等のクリエイティブディレクションやコピーライティングを手掛ける。年間約50件のプロジェクトに関わり、これまで携わったWebサイトは延べ100件以上。Web制作の最前線で活動している。

介護・福祉施設と老人ホームのホームページデザイン参考例

まずは介護・福祉施設と老人ホームのホームページデザイン例を、下記の3つに分けて紹介していきます。

  • おしゃれなデザインの介護・福祉施設のホームページ例
  • 写真・動画デザインが特徴的な老人ホームのホームページ例
  • デイサービスのホームページ例

ひとつずつ見ていきましょう。

おしゃれなデザインの介護・福祉施設のホームページ例3選

おしゃれなデザインの介護・福祉施設のホームページを3つ紹介します。

  • トラストガーデン荻窪
  • 横浜市福祉サービス協会
  • 有料老人ホーム ネクサスコート

それぞれ特徴を見ていきましょう。

トラストガーデン荻窪

URLhttps://www.trustgarden.jp/ogikubo/
特徴・和モダンの空間をイメージさせるあしらい
・高級感と落ち着いた印象を与えるデザイン
・豊富な画像で入居後の生活をイメージ

東京都杉並区で運営されている介護付き有料老人ホームの「トラストガーデン荻窪」。
ホームページは開いた瞬間から「和モダン」の空間をイメージさせるあしらいで高級感を演出しています。
画像が豊富で、施設での生活がイメージできるようなホームページです。

監修者コメント

写真を大きく使うとともに、「和モダン」の洗練された空間をイメージさせるあしらいのホームページですね。
高級感がありつつも落ち着いた印象を与え、入ったあとの落ち着いた生活がイメージできるサイトになっています。

横浜市福祉サービス協会

URLhttps://www.hama-wel.or.jp/
特徴・安心感や優しさを与えるデザイン
・求める内容ごとにわかりやすいサービス紹介
・地区×サービスの検索機能

神奈川県横浜市で在宅介護サービスや介護施設の提供を行う「社会福祉法人横浜市福祉サービス協会」。
ホームページは施設のロゴマークの色を前面に使っており、安心感や優しさを感じるデザインです。横浜市内での介護・福祉サービスを手がけているため、地域とサービスでのかけ合わせて検索可能。ユーザーが求める情報にアクセスしやすい工夫がされています。

監修者コメント

施設のロゴマークの色を全面に使ったホームページです。ピンクの印象で、全体的に安心感や優しさ、信頼感を醸成しているように感じます。

有料老人ホーム ネクサスコート

URLhttps://www.nexuscare.co.jp/
特徴・ゴールドで高級感を演出
・施設検索・空室状況がわかりやすい
・「24時間看護師常勤」を前面に打ち出したコピーとビジュアル

北海道・宮城県・東京都・神奈川県で有料老人ホームを運営するネクサスコート。複数の施設を運営する同社だからこそ、施設案内や空室状況が分かりやすく紹介されています。また自社の強みである「24時間看護師常勤」のメッセージを言葉とビジュアルで訴求しているのも特徴的です。

監修者コメント

全体的にゴールドを使い、高級感を醸し出しているホームページです。言葉とビジュアルで、看護師が常に常駐し一人ひとりに寄り添ってくれることを訴求しています。

写真・動画デザインが特徴的な老人ホームのホームページ例3選

写真・動画デザインが特徴的な老人ホームのホームページ例を3つ紹介します。

  • 社会福祉法人 サン・ビジョン
  • 社会福祉法人 三桂会
  • 社会福祉法人 さくら福祉会

施設を魅力的に紹介するためには写真や動画を使うことは欠かせません。ひとつずつ見ていきましょう。

社会福祉法人 サン・ビジョン

URLhttps://sun-vision.or.jp/
特徴・VRで見られる施設紹介
・施設ごとのギャラリーも充実
・ブログやレシピサイトも運営

愛知県・岐阜県・長野県を中心に社会福祉事業を行う「社会福祉法人 サン・ビジョン」は介護事業だけでなく、保育事業も行っている大規模な社会福祉法人です。
最大の特徴はVRで見られる施設紹介。まるで自分が見学を行っているかのように入り口から施設内を確認することができます。

監修者コメント

自分の求めるページに辿り着きやすくするナビゲーションが特徴的です。さらに、笑顔の写真と黄色いイメージで、明るく健康的な施設を訴求しています。

社会福祉法人 三桂会

URLhttps://www.sankei-kai.jp/
特徴・スタッフの顔が見えるホームページ
・求人募集に力を入れている
・入居後をイメージできるSNSも運営

兵庫県を中心に介護施設やクリニックを運営する「社会福祉法人 三桂会」。
トップではスタッフの表情が見える画像が表示されています。求人募集に力を入れているホームページで、施設や勤務地、職種での求人検索が可能です。

監修者コメント

SNS(Instagram、Facebook)を活用して、リアルな現場の状況を更新しており、入居したあとを具体的にイメージできるような情報を提供しています。

社会福祉法人 さくら福祉会

URLhttps://www.sakura-welfare.jp/
特徴・「人がひとを笑顔にする」のキャッチコピー
・スタッフを大きく出したトップページ
・視認性の高いホームページ

山形県で福祉事業を展開する「社会福祉法人 さくら福祉会」。
ホームページは「人がひとを笑顔にする」のキャッチコピーのもと、スタッフを大きく打ち出したトップページが印象的です。誰もが見やすいコンテンツ作りがされており、想いや施設概要がしっかり伝わってきます。

監修者コメント

一つひとつの言葉や色味、フォントの大きさなどで、視認性が良く、誰もが見やすいサイトとして機能していますね。ホームページではしっかりと想いや施設概要を伝えています。

デイサービスのホームページデザイン例3選

デイサービスのホームページの事例を3つ紹介します。

  • Record book
  • アズハイム
  • 株式会社まごころ

ひとつずつ見ていきます。

Record book

URLhttps://www.recordbook.jp/
特徴・動きのあるトップページ
・過ごし方がイメージできるコピー
・スポーツクラブのような印象を与えるデザイン

機能訓練を中心とした3時間のリハビリ型デイサービス「Record book」。
色味や構成に介護らしさがなく、まるでスポーツクラブのような印象を与えるホームページです。しかしコンテンツそれぞれにはリハビリを通しての体づくりがで切ることがしっかり伝わります。

監修者コメント

色味やサイトの構造が介護らしさはなく、スポーツクラブのような印象を与えるホームページです。提供サービスもデイサービスということで、しっかりと体づくりができるイメージを訴求していこうとする姿勢を感じます。

アズハイム

URLhttps://as-heim.com/
特徴・洗練されたイメージ
・イラストや写真が充実したサービス説明
・検索しやすい施設一覧

関東で介護付有料老人ホーム、デイサービス、ショートステイなどの介護サービスを提供「アズハイム」。
デイサービスの紹介ページには、アイコンや画像がふんだんに使われており、どんな介護が受けられるのか想像しやすくなっています。しかし全体的に統一感のあるデザインで洗練されたイメージを与えています。

監修者コメント

色を多用せずに、洗練されたイメージを醸し出すホームページです。統一されたトーンでデザインされており、見やすく無駄のないサイトの設計が好印象です。

株式会社まごころ

URLhttps://www.magokorosapporo.com/
特徴・優しく温かい印象
・スタッフと利用者の表情が見える写真が豊富
・エリアごとにわけた施設紹介

北海道札幌市でデイサービスや訪問看護などを行う「株式会社まごころ」。
色味やフォントから優しさや温かさを感じさせるホームページになっています。スタッフや利用者の表情が見える写真がふんだんに使われており、温かい雰囲気が伝わってきます。

監修者コメント

色味やフォント、写真などで、やさしく温かい印象を与えるホームページです。バナーやサイトのコンテンツを見ても、施設の入居者だけでなく、リクルートサイトとしても機能している印象です。

介護・福祉施設と老人ホームのホームページの必要性やメリット

スマートフォンやパソコンをを年齢問わずに利用する現代。施設選びでホームページを見ない家族はいません。
そのうえで介護・福祉施設と老人ホームがホームページを持つ必要性やメリットは主に3つです。

  • 施設の特長をうまく伝えられる
  • ブランディングの一助になる
  • 職員の採用に使える

ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

施設の特長をうまく伝えられる

ホームページを持つことで施設の特長をうまく伝えることができます。
施設選びをしている人にとって、一番求めている情報が「どんな施設なのか」です。

  • 理念・コンセプト
  • 施設内の部屋・設備
  • サービス内容
  • 料金
  • アクセス

ユーザーにとってこれらの情報は欠かせません。しかしチラシやパンフレットではスペースの問題もあり書ききれないのではないでしょうか。
ホームページであればスペースに限りがないため、情報の整理をうまく行えば1つずつ詳しく伝えることができます。
また写真だけでなく動画やコンテンツなど工夫をすることで、紙では伝えられない情報を届けられます。

ブランディングの一助になる

ホームページを持つことはブランディングの一助にもなります。
介護・福祉施設、老人ホームといっても強みはそれぞれ。

  • サービスが充実している施設
  • リハビリに重点を置いている施設

など自分の施設が打ち出したいイメージをホームページで打ち出すことによって、「この施設=〇〇」のイメージづくりに役立ちます。このイメージ作りこそブランディングです。
施設を探しているユーザーやその家族から選ばれるためにもブランディングは重要です。

職員の採用に使える

ホームページは職員の採用にも役立ちます。
ホームページ内に採用情報を掲載することで、近隣で介護・福祉施設や老人ホームへの転職・就職を検討している人へのアプローチが可能です。

  • どんな施設なのか
  • どんなサービスを提供しているのか
  • どのような職種を募集しているのか

これらの情報がホームページで充実していると、「自分がどんな施設で、どのように働くのか」のイメージができるようになります。
そのため求人媒体で出稿するよりも、施設への理解度の高い人材の応募が期待できます。

介護・福祉施設と老人ホームのホームページに必要なコンテンツ

介護・福祉施設や老人ホームのホームページにはどんなコンテンツを掲載する必要があるのでしょうか。
下記の6つを最低限抑えるようにしましょう。

  • 施設の理念・コンセプト
  • 施設の概要やサービス内容
  • 入所案内
  • 利用料金
  • アクセス情報
  • 資料請求・見学予約

ではひとつずつ詳しく見ていきます。

施設の理念・コンセプト

ホームページに必ず入れたい情報が施設の理念やコンセプトです。
施設探しをしているユーザーにとって、どのような理念やコンセプトをもって運営されているのかは、信頼や安心感の醸成につながります。そのため、ホームページでは必ず理念・コンセプトを掲載するようにしましょう。理念・コンセプトはメッセージだけで表現するのではなく、

  • キャッチコピーをつける
  • イラストや写真を活用する

などの工夫を行い、ホームページ全体で表現するのがおすすめです。

施設の概要やサービス内容

施設概要やサービス内容は、施設探しを行っているユーザーが必ず見るコンテンツですので、特に充実させましょう。
ただし、充実させようとすると情報量が多くなりがちなので工夫も必要です。

▼掲載時の工夫例

  • 写真を活用して視覚的にわかりやすくする
  • ニーズに合わせて場面を分ける
  • 情報のメリハリをつける

最終的にユーザーがどんな生活をすることになるのか、をユーザー目線で伝えるコンテンツ作りが重要です。
また競合他社と比べて自社の優位性がどこにあるのか、を表現するのを忘れないようにしましょう。

入所案内

入所にあたって「どのような手続きになるのか」をホームページで紹介しましょう。
具体的には、問い合わせから利用までどのような流れになるのかを紹介するのが一般的です。初めての手続きとなるユーザーが多いため、イラストや図を活用してフローで紹介するのがおすすめです。
その際、ユーザー側でアクションが必要な場合には、詳細ページへのリンクを貼るような工夫も重要です。情報量が多くなるとわかりづらくなるため、ポイントを抑えつつユーザーが行動しやすい入所案内にしましょう。

利用料金

施設を検討しているユーザーにとって料金は必須情報です。できる限りホームページに明記しましょう。
介護・福祉施設や老人ホームでは

  • 保険適用の可否
  • 自己負担額

などで仕組みが複雑です。そのためユーザーも「結局いくらになるのか」がわからないケースもあります。利用料金の説明時には、ユーザー目線でわかりやすい料金説明を心がけましょう。もしも複数プランがあるようならユーザーが比較しやすいように、内訳を記載するような工夫もおすすめです。

アクセス情報

施設へのアクセス情報は、近隣地域に住む家族だけでなく、遠方で暮らす家族が確認することもあります。そのためアクセス情報には下記を記載しましょう。

  • 住所
  • 地図
  • 主要な交通機関
  • 主要駅からの所要時間

特に地図や交通機関は施設を見学・訪問する家族にとって重要です。ユーザー目線でわかりやすく紹介しましょう。

▼地図の表示例

  • 独自のイラストで周辺施設も含めて紹介する
  • Googleマップを埋め込みスマホで閲覧・検索しやすくする

また交通機関が複数ある場合には、それぞれのアクセス方法についてまとめるようにしましょう。

資料請求・見学予約

介護・福祉施設、老人ホームのホームページで一般的にゴールとなるのが「資料請求」「見学予約」です。Webページにフォームを設置すると24時間いつでも連絡が可能になり、ユーザーの問い合わせへのハードルが下がるためおすすめです。
また資料請求・見学予約はページを作って終わりではありません。ユーザーが問い合わせしやすいように、ホームページのどこからでもクリックしやすい位置(例:ヘッダー)にリンクを設置するなどの工夫を行いましょう。

その他

介護・福祉施設、老人ホームのホームページに追加で下記も記載することも重要です。

  • 会社概要
  • 利用者の声
  • 個人情報保護指針
  • 採用情報

利用者の声はユーザーに契約後の生活をイメージさせられるコンテンツです。ホームページをさらに充実させたい場合には用意しましょう。もし「職員採用を進めたい」という場合には採用情報を入れることでホームページを採用活動にも使えます。ここまで介護・福祉施設や老人ホームのホームページに必要なコンテンツを紹介してきました。
一般的なコーポレートサイト(ホームページ)で必要なコンテンツについては下記の記事で解説しています。「もう少しコンテンツを充実させたい」「不足しているものがないか確認したい」という方はあわせてご覧ください!

介護・福祉施設と老人ホームのホームページの作成方法

介護・福祉施設と老人ホームのホームページ作成方法の流れを紹介します。

▼ホームページ制作の流れ

  • ホームページの目的を設定する
  • ホームページのターゲットを明確にする
  • ホームページに掲載する情報を精査・作成する
  • サーバーやドメインを取得する
  • レイアウト(ワイヤーフレーム)を制作する
  • デザインを制作する
  • コーディングする(CMS開発)
  • テスト環境にアップして検証する
  • 本番公開する

施設のホームページを制作する際に重要なのが、どの情報を掲載するかの精査・作成です。

  • どういうユーザーをターゲットにするのか
  • そのユーザーに訴求できるコンテンツはなにか
  • どんな見せ方にするとより施設の魅力を打ち出せるのか

このような情報を精査し、ユーザー目線でコンテンツを制作しましょう。

ホームページ制作の流れについてはこちらの記事でも解説していますので、あわせてご一読ください。

ホームページ制作にはユーザー目線が重要とお伝えしましたが、自社内だけで制作を進めると客観視できずユーザー目線が抜け落ちてしまうケースも。
また実際に制作知識を持つ人ばかりではないことも多く、ホームページを自社で制作するのはハードルがあります。そのため、介護・福祉施設、老人ホームがホームページを制作したい場合には、実績のある制作会社にお願いするのがおすすめです。なお、当社ではさまざまな企業のサイト制作の実績があります。詳細は下記からご覧ください。

» スカイベイビーズの制作実績はこちら

介護・福祉施設と老人ホームのホームページの制作期間と費用

基本的なホームページ制作を行う費用は下記の通りです。

撮影カメラマンの稼働時間・日数で変動
※相場:10~15万円
コンテンツ制作ページ数で決定
コーディング5万円×ページ数
デザイン5万円×ページ数

この料金を基本として、コンテンツに動きのあるコンテンツが増えると費用は増加します。
動きのあるコンテンツはたとえば下記です。

  • アニメーション
  • 動画
  • スライド

そのため自分の施設のホームページをどのくらい充実させたいのか、予算はどのくらいかで内容を調整していく必要があります。
サイト制作の費用についてはこちらの記事で解説しています。採用サイトの内容になっていますが、一般的なホームページも同様です。費用について知りたい方はあわせてご覧ください。

介護・福祉施設と老人ホームのホームページ作成ならスカイベイビーズへ

この記事では介護・福祉施設や老人ホームのホームページについて紹介してきました。
年代を問わずスマホやPCを利用するようになったこともあり、ユーザーに知ってもらい「利用したい」と思ってもらうためにホームページを活用することは重要です。信頼感を与えるためにも施設の情報はユーザー目線でわかりやすく紹介しましょう。
しかし自分で考えると施設の情報は主観的になってしまい、ユーザー目線が抜け落ちてしまうこともあるのではないでしょうか。まして、自社内にホームページの制作や運用などに明るい人材がいるとは限りません。
そんな時はまず、当社・スカイベイビーズにご相談ください。
当社がホームページ制作にあたって大切にしていることは「伴走するように」制作すること。クライアント様のありのままの魅力を引き出し、お客様に対して最も響くコンテンツ・デザインを、貴社と一緒に作り上げます。

「費用がいくらなのか心配」「インターネットの知識もなく不安」という場合でも、まずはお話をお聞かせください。

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